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伊地知ニジカ 編

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我われ伊地知ニジカ研究チームは,喜多郁代に対する伊地知ニジカの習性につぃて,ある一定の法則を発見した. それにつぃて説明する.

本文書におぃて,とくに断りのなぃかぎり,以下の定義を用ゐる:

伊地知ニジカの座標を n,喜多郁代の座標を k とする. 伊地知ニジカの速度を v_n とする. 伊地知ニジカの加速度を v_a とする. なほ,以上の文字はすべて x 軸を実数,y 軸を虚数とした複素数である. また,y 軸は下方向を正とし,原点は画面左上とする. 伊地知ニジカは単一個体ではなぃが,“複数あるうちのいづれか” といふ意味で,とくに添字は用ゐなぃものとする.

まづ,伊地知ニジカは,次の地点で,“ぬ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ん” と鳴きながら最大 8 体生成される:

n = 1 920 + i rand(0, 1 080) [dot]

ここで,rand(a, b) は,a 以上 b 以下の数直線上にあるいづれかの点で,ランダムな値を取る函数である. また,伊地知ニジカの初速度および加速度は次のやぅになることが知られてゐる:

v_n = rand(-50, -20) + i rand(-2, 2) [dot/frame] a_n = rand(-0.5, 2) + i rand(-0.05, 0.05) [dot/(frame^2)]

さらに,喜多郁代の生成地点は次のとほりである:

k = rand(0, 1 920) + i rand(0, 1 080) [dot]

ただし,喜多郁代は生成直後静止し,25 frame ごとにリポップするとされてゐるが,その原理につぃては解明できなかった.

さて,伊地知ニジカには,喜多郁代が周囲 400 dot 以内に入ると,それを追跡する習性があるとされてゐる. そのとき,伊地知ニジカの速度は,次のやぅになることが確認できた:

v_n = |v_n| exp{i arg (k - n)}

このとき,加速度は無視される. また,追跡時には雄叫びを上げ,それが “逃げたギター” のやぅに聞こ江ると一部の研究家に言はれてゐるが,日本語かどぅかは定かではなく,我われは空耳の一種であると解釈してゐる.

以上により,伊地知ニジカの習性を,数式により,定量-tic に示すことができた. しかしながら,依然として伊地知ニジカには謎が多く,さらなる研究が期待される.

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